ギア無しの自転車には、ペダルのこぎ出しが軽い自転車と
重たい自転車があるのはご存知でしょうか?
上記画像の自転車は、どちらもギア無しの自転車です。
手前の自転車:ブリヂストン製ステンレスリム仕様自転車
特徴:がっちり頑丈にできているので、車体重量は重い・・・重量は重いけどこぎ出しは軽い
奥の緑の自転車:当店で一番安い格安自転車
特徴・・・鉄の含有量が少ないので、強度は弱い。
なので、車体重量は手前のブリヂストンの自転車よりも軽い・・・重量は軽いけどこぎ出しは重い
重量が重い自転車のこぎ出しは重い???と思われる方が多いのですが、
必ずしもそうとは限りません。逆に言えば、重量が軽いほどこぎ出しが軽いとも限りません。
うーむ・・・外見からは分かりませんね・・・(?o?)
そうなんです。外見からは分からないのです(T_T)
では、こぎ出しが軽い自転車はどうなっているのでしょうか?
答えは、後ろの車輪の歯の枚数に秘密があります。
画像左の歯は16枚、右が14枚の歯で構成されています。
カタログでは、14Tとか16Tと表記されている場合もあります。
実はこの歯の枚数が多いほど、こぎ出しが軽くなるんです!
見えないパーツに、秘密があります(`・ω・´)
今回ご紹介した上記の自転車は、
・手前のブリヂストンの自転車は車体は重いが16枚のギア歯が搭載されている=こぎ出しが軽い
・奥の緑色の自転車は、車体は軽いのに14枚のギア歯が搭載されている=こぎ出しは重い
同じギア無しの自転車でも、違いがあるのですね・・・(´ヘ`;)ウーム…
なので、少しでも楽にペダルを回したい方は、16枚のギア歯が搭載されている自転車を選びましょう!
自転車の見た目では分からないので、自転車屋さんに聞くのが手っ取り早いですよ~♪
ちなみに・・・電動自転車では
16枚よりもさらに大きい歯が付いています。ここまで大きいと、軽すぎると感じる方が多いですね(^^)
※14枚のギア歯は重いと表現していますが、足腰が強く、力のある方なら十分にペダルは回せます。
質問です。
変則ギアの場合は、16枚などの枚数は関係ないですか?
変速ギア(内装3段、5段など)も、歯数(ギア枚数)によって漕ぎ出し具合は変化いたします。
通常、内装3段変速の自転車の場合は14枚が付いていることが多いです。
16枚になることで、さらに漕ぎ出しは軽くすることができます。
お子様を乗せる幼児二人乗り対応自転車などは、初期から16枚が付いてくることが多いです。