春は転居・入学シーズンで自転車が最も売れる時期です。自転車ご購入の皆様は、何を基準に自転車を選ばれていますか?価格、性能、アフターケアetcいろいろございますが、当店オススメの選び方をご紹介させていただきます。
・自転車購入の場所
可能な限り、自宅から近くにある良さそうな自転車屋で買うことをお勧めします。
最近はネット通販や大型量販店等ありますが、自転車は必ずアフターケアが必要になるので、その際に頼れるお店で買うのがベストでしょう!
・購入時のポイント
価格により様々な自転車がありますが、ここを見よ!というポイントを押さえましょう。
その1、チェーンカバー
チェーン全体がきっちりと覆われている物がオススメです。覆われているかどうかで、チェーンの錆び方が変わってきます。もちろん、注油をまめにやれば錆びませんが、なかなかそうもいきません。メーカーも最近はコストカットに力を入れているようで、安価帯の自転車にはカバーが半面で一部分剥き出しの自転車も多いです。雨ざらしで半面ケースだと・・・あっという間にチェーンがサビサビに(T_T)
その2、ブレーキ
キーキー音で不快な気分になる方も多いのではないでしょうか。安価帯には「バンドブレーキ」という構造上、どうしても鳴ってしまうブレーキが装備されています。ブレーキは効けど、音は鳴る。絶対に鳴くからといって、油をやってはいけません!二度とブレーキが効かなくなります。ではどうすればよいかといえば・・・
シマノ製の「ローラーブレーキ」搭載の自転車が断然オススメ。音鳴がほとんどなく、仮に鳴っても直すことが可能。コレを選べば間違いなし!
その3、ギア付き、ギア無しのポイント
ギアが無いシングルギアの自転車や、内装3or5段ギア、外装6or7段ギアなど、多様なギア構成があります。
ギア無しを選ぶ場合は、内部の歯が14枚、あるいは16枚かどうかお店の人に聞いてみましょう。特に、ご年配の方や最初の漕ぎ出しを少しでも楽にしたい方は、16枚歯がオススメです。若い方や脚力のある方は、14枚で十分いけます。出回っている自転車の多くは14枚歯が多いで、特に意識せず買う場合はほとんどが14枚歯構成です。
ギア付きの自転車を選ぶ場合は、内装3段or5段ギアがオススメです。チェーン外れのトラブルがほぼ無く、トラブルに強いのが内装ギアの特長です。内装ギアの場合、先ほど述べたチェーンが全体に覆われている物が選べるのもポイント!
外装変速機は、構造上チェーンが剥き出しになるので、定期的な注油が必須。それと、きちんと調整できていないと外れます。ギア枚数が多いほうが高性能のように見えますが、
外装ギアの価格<内装ギアの価格 となります。
内装ギアの方が価格が高いんですよ~。高い物には理由がある!
アクティブにスポーツ自転車のように漕ぎたい方は、外装ギアでももちろんOKです。
番外編 タイヤについて
パンクに強い・・・?と謳っているタイヤにはいろいろとありますが、必ず良い物とは限りません。
・安価帯商品で「突き刺しパンクに強い」と表記されている自転車
何やらダイヤモンドコーティングとかセラミック配合とか書かれていますが、確かに突き刺しには強くなります・・・ですが、デメリットももちろんあります。
それは、タイヤが硬すぎる、故に足回りが重くなる。空気が入っている感触が無くなる。それに気が付かず空気を入れずに走って・・・チューブがぼろぼろ(TOT) もはや手遅れ・・・なんてことも多いです。使用上の注意も守って、正しく使う(2週間に1回空気を入れる)ことをしましょう。
・「段差超えに強い」と表記された自転車
これは、タイヤが分厚い訳ではなく、内部のチューブが分厚いと思ってください。なので突き刺しパンクに強い訳ではありません。内部チューブが分厚い方がまだ良心的だと想います(^^♪
・タイヤ銘柄
マニアックな話題になりますが、真っ黒のタイヤにもメーカーがあります。タイヤ側面に書かれているメーカー名、「KENDA」「SAKURA」「MILLION」「CST」などなど。
安価帯で、「CST」と書かれていれば良さ気かな・・・
ざっくりと選び方を書かさせていただきました。
これを一つの基準としてくださいね(^^♪